レバーレスコントローラーで有名なPUNK WORKSHOPが出したレバーアケコンです
僕は6~7年ほどの格ゲー歴で現在はスト6をメインにプレイしています
一応MRは2キャラ最高1900ありますがそれはどうでもいいとして
このアーケードコントローラーを現在メインで半年ほど使用しているので正直にレビューしていきます
ひとつ前のメインはQanba Obsidian

僕の初めて購入したレバーはQanba Obsidianなのですが、
ストリートファイター最新作のスト6では現在ボタン増設がほぼ当たり前になってきています
Qanba Obsidianは8ボタンしかないし、弱kボタンの左下にインパクトボタンを作ってみたりと
長年いじり倒していたのでプレイには問題ないけどかなりボロボロなので新しくアケコンを購入することを決意
アケコンに対するこだわり

Qanba Obsidianを使い続け、プロが使用しているアケコンを見てきた僕が求めた条件は
- ボタン増設済みは絶対条件(最低でも9ボタン)
- メンテナンスがしやすいマグネット開閉式
- 持ち運びしやすい大きさと軽さ
- 反応が速い基板
- ノアール配置と24Φのボタンサイズ
ボタン増設済みは絶対条件
スト6の話になっちゃうんだけど欲しいボタンとして、
インパクト、パリィがあると思うのですが
これだけで8ボタン埋まることになりObsidianでは限界
僕がもう1つ欲しかったのは投げボタンで、理由は
投げ重ねを安定させるためもありますけど
1番の理由はバーンアウト時の凌ぎが強くなることで
強いプレイヤーはバーンアウト時に投げボタンを構えて、インパクトを撃たれても
生インパクトと投げで間割れるインパクトは投げ
投げで割れないインパクトは投げボタンでSA入力して返せてしまうんです
なので弱p弱k同時押しで返す場合2ボタンなので少しのズレで凌げなかったりする状況を
投げボタンがあれば1ボタンだけ構えてあとは画面を見るだけになります
これを知ってからはデバイスでこんなに変わるのかと衝撃を受けました
8ボタンなだけで不利やん。と思ったのでこれが一番の理由です
メンテナンスがしやすいマグネット開閉式
ネジで毎回開閉するアケコン民にとっては最高の構造
Qanba Obsidianをいじるときは毎回ネジ6本開けなければ内部にアクセスできない
よくカスタマイズしていてガサツな僕は開閉しすぎてプラスチックのネジ穴が削れてきてます
現在はネジ穴が3本ほどしか機能していなくてガバガバなんですよね
これがマグネット開閉式ならパカっと開けるだけでいいからみんなこれにしたいはず…
持ち運びしやすい大きさと軽さ
僕はよくオフの対戦会に行くので、アケコンを月1回以上は持ち運んでいます
Qanba Obsidianはデカすぎの重すぎでわざわざ33Ⅼサイズのリュックを買ったほどでした
あとデカすぎの重すぎで得られるメリットとして
膝置きの安定感があるんですけど、確かに安定するけど僕の貧弱な脚では長時間プレイすると膝が痛みます
なので軽さと小ささは他の格ゲーマーよりこだわりは強め
反応の速い基板であってほしい
格闘ゲームにおいてデバイスの反応速度は妥協したくないですよね
Qanba Obsidian自体スト5時代にはやっていたものですが
反応は問題ないと思っていました
ただ、ある日オフ対戦会でRaspberry Pi Picoという基板を使用したデバイスを触らせてもらったときに
明らかな反応の速さがあって衝撃を受けました
そこで反応の速い基板もこだわりポイントに追加
ノアール配置を希望
単純にビュウリックス配置より押しやすそうという理由
Qanba Obsidianはビュウリックス配置で、PWS-FS24はノアール配置
大きな違いとしてボタン右側が右肩上がりになっているか山形になっているか
24Φのボタンサイズ
レバーレスでよく見る標準サイズの30Φより小さいボタン
ボタンが小さいということはそれだけ運指もしやすいでしょって理由もあるのですが
僕は手が小さめなので絶対24Φが合うだろうなーと思いました
PWS-FS24はすべてのこだわりが詰まってた
- 10個のボタン、増設部分も理想の配置
- PWSなので当然マグネット開閉式
- 約380mm × 225mm × 60mmで1.8kgほどの十分な小ささと軽さ
- Raspberry Pi Picoベースの反応の速い基板
- ノアール配置で24Φのボタン
全ての条件をすべて満たしていて、プロも移行し始めているPWS-FS24は僕にとっては理想のアケコンだったので
値段はPC版のみ対応のものでも39980円と高かったけど思い切って購入しました
届くのは1か月ほどかかりましたが
ここからは実際に半年つかってみた正直な感想を話していきます
PWS-FS24の使用感
これだけの条件があっているので当然最高の使用感でした
こだわり部分の良さほぼそのままだと思ってください
持ち運びも圧倒的に楽になりました
気になる24Φボタンも最初は苦労しましたが今は30Φが大きすぎに感じます
他の良かった点としてQanba Obsidianからの移行なのもあり
マットな質感が良く指紋や汚れが全然目立ちません
PWS-FS24のシリコンラバーレバー
PWS-FSは購入時に標準的なスプリングレバーとシリコンラバーレバーの2つから選べるのですが
色々なレバーを使ってきた僕は珍しいシリコンラバー1択でした
レバーははじめから使い慣れている三和に換装する予定でしたが
試しに使ってみたらこれが意外に良かったです
クセとしては戻りが速く、少しだけ固めかも?くらいです
個人的に気になったのはレバーを倒すときの遊びが広めなことくらいで
レバーを少し倒すだけで反応するのが使いこなせたら強そうだな
と感じたので、そのままメインで使ってもいいくらいでしたが
三和製と比べて入手性の悪さがあったので結局いつもの三和製に
こちらもおすすめですが格闘ゲーム始めたてのかたはスプリングレバーで間違いないと思います
PWS-FS24のボタンはクセあり

見てわかる通りの激薄ボタンで反応の速さは間違いなさそう
これがアケコン左側についている予備ボタンも合わせて18個もついてきます
当時僕が購入したものは「PWS-blaze」というマイクロスイッチ内蔵で
デメリットとしてはボタンの端を押すと反応が結構遅れることらしいけど僕の運指では問題なく
PWSボタンは度重なる改良で、そのデメリットも最新のボタンなら改善されているんだとか
クセとしてはその薄さと静音スイッチによる押した感の無さでしょうね
僕はこのボタンかなり気に入ってます。ボタン換装するの大変そうなのもありますが
ちなみに僕が購入したものはちょっと外れだったみたいで
ボタン1つが初期不良で反応しなかったのですが
多すぎる予備ボタンで無事問題なくプレイできてます
PWS-FS24はボタンのカスタマイズ性が低い

というのも配線が1つ1つ繋がっていてしかも線が短いのでボタンいじるのはかなり面倒
あと三和製などほかのメーカーのボタンに換装する前提の作りには多分なってないです
取り付けることはできてもボタンとボタンの間隔が短いので他のボタンだと干渉しそうなので
確認はしていませんが厳しそうでした
なのでPWS-FS24の購入を検討している方は
そのままPWS製のボタンを使う覚悟が必要になりそうです
【デメリット】PWS-FS24は配線が抜けやすい

これは体験談として別の記事にする予定なのですが
基板と線をつなげている部分がいわゆるネジ止め式なので、天板開閉時も加えると
気を付けないとボタン配線が引っ張られて線が抜けてしまいます
ガサツな僕はこれやっちゃいました
アケコンの中をいじるときはボタン配線に力がかからないように気を付けてください
まとめ PWS-FS24は買ってすぐ使えるアケコン
PWS-FS24は僕にとっては最高のアケコン
人を選ぶ点としてはボタンの換装前提の人
クセのあるボタンなので合わない人もいるかも、くらいです
あと、手がかなり大きいよって人は30Φを選びましょう
値段はPCのみ対応のもので39980円と高いですが
これが届いたらすぐに始められるのがいいところですね
スト6をプレイしているレバーをすでに使っている方
レバーで始めてみようとしている初心者の方もこれ買っておけば間違いないです
後悔はしないと思います
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